
「白木洗い」やってみた!!
こんにちは 京都でリフォーム・リノベーション工事を行っている (株)TAKAMOKU工房のタカギです。 以前、インスタか何かで 紹介した記憶がありますが 住宅において 和室の柱など 木材がむき出しの部分が 長年の間に 日焼けをしてしまったり 長年に渡って ホコリや汚れなどがつくことで 木部が黒ずんでしまうのは ご存じでしょうか。 多くの人は そのままにしておくことが 普通かもしれないですよね。 ※40年近くたてば柱と合せて建具も黒ずみが気になる そんなときは 「白木洗い(アク洗い)」 という 技術を持っている 職人さんにお願いをして 日焼けで黒ずんでしまった跡や 汚れを洗い落とすことが出来ます。 ※ こちらは和室の木部の一部。 建てた当初から汚れなのか手垢なのか黒ずみがあったよう 昔はそれなりに 一定の需要はあった作業。 今では 柱をみせる場所も少なく この作業に使える予算があれば 設備機器のオプションに回したり 他の工事の費用をまわすといった 判断をされることもあって なかなか 白木洗いの作業をする現場は 少なくなってきているっていうか ほとん

今では少なくなった塗り壁は・・・悪なのか
リノベーションを中心に 事業を行っている (株)TAKAMOKU工房のタカギです。 令和の時代 新築であっても 初めから和室は作らなかったり 和室だった部屋は 洋室に替えて床をフロアーにしたり 建築当時、塗り壁仕上げだった壁は クロス仕上げに替えてしまったり 和室を取り巻く状況は 少しすつ変化してきました。 リフォームをする場合は 費用が抑えられたり メンテナンスを 手間に感じたり 理由は様々かとは思いますが 当事者が体験してみないと お伝えできないので 自宅兼事務所の 和室の壁は今回、塗り替えでGO。 壁の塗り替え方法は いくつかありますが 今回は劣化もあいまって色がくすみ 汚れもしかりついているであろう 表面の塗り壁の材料を落とす作業から。 水で湿らしたあと ヘラのようなモノでガリガリと 擦り落とす作業から ひたすらガリガリ 擦り落とす表面の土と格闘 ホコリも舞う作業。 思っているよりも 大変な作業。 確かにクロスを張る作業よりも 費用がかさむのも理解できる。 工程に沿って ブログをUPしていくので 新しく塗りで仕上げた作業は もう少し先のブ

想定内と想定外 ②
京都で身体に優しい リフォーム・リノベーションの仕事を行っている (株)TAKAMOKU工房のタカギです。 前回のブログで 想定内と想定外の出来事を 書きましたが 第二弾として 想定内と想定外の出来事が 解体によって判明した話を UPしたいと思います。 土台や水道管で 想定していたこととは言え 少し動揺してたと言うことは 内緒にしておきますが さらなる悲劇があろうとは 考えてもいませんでした。 少し専門的な話に なるかもしれませんが 解体が進むにつれて なにかおかしいことに気づいたのが ん?ん?ん? 外壁面と室内の壁との間に 断熱材が 全く入っていないではありませんか・・・。 ※壁の間になにも入っていない上に、横に止めている板が見事にシロアリの被害に お判りでしょうか 断熱材という建材を 通常、外壁と室内の壁との間には 40年近く前の建物でも 壁の中には断熱材は入れていると 思っていたモノが・・・。 (床下の断熱材は入れていない 可能性はあると認識していたけど) 何も無しとは!! マジか!! いくら昔の家とはいえ 冬は寒かったわけや。 こんなもん

想定内と想定外 ①
京都で身体に優しい リフォーム・リノベーションの仕事を行っている (株)TAKAMOKU工房のタカギです。 さて、 前のブログでの書いたように 工事の始まりは 基本的に 解体からスタートです。 そんな中 はじめから想定していたことは 浴室の内部が タイル張りだったので 土台が腐食しているだろうなぁ ということ。 あとは、水道(給水)管が どこまで傷んでいるか(鉄管のサビ問題) 前々から 気にはしていた内容ではあったけど 問題が無ければ 予算は抑えられるかなんて あわい希望を持ってみた。。 想定通りの範囲では 浴室入り口の土台は 見事にに腐っていらっしゃる・・・。 (※ここの部位が 何の被害も無いことは奇跡だから まぁ仕方ないわね) ただ 水道(給水)管に関しては 2年ほど前に トイレのある位置の 外壁の壁から水が滴りだして 漏水に気づいたのを 直したことがあったので 他の水廻りも怪しいのではないかと 思ってはいたけど あわよくば・・・と 期待をしていたが プロたるモノが経験から学ばず 期待なんかしたのが悪かった。 期待は無残に打ち砕かれ 洗面・浴

はじまりはいつも・・・解体
京都でリフォーム・リノベーション の仕事をさせて頂いている (株)TAKAMOKU工房のタカギです。 さてさて つまらない 表題で書き始めた 本日のブログですが リフォームのスタートは 大小はあっても 多くの場合、 解体工事から始まります。 当初、自宅兼事務所の リフォームは 和室のジュラク塗り替えくらいだけ なんてことを考えていましたが 色々なことを トータルで考えると 40年近く使っていた 水廻りの設備工事は 今回まとめてやっておこうと 判断したわけですが まさか この判断をしておいて よかったと思うことになろうとは・・・苦笑 古くなって使い辛さを 感じていた 小さな家ですけど 解体が始まると 少し寂しさと 新たに出来あがる 空間への期待が混在しますね 一般的には 1度のリフォーム工事で どの範囲まで手を掛けるか ポイントになってきます。 どうしても 費用との睨めっこにはなりますが ここまでまとめて工事が出来れば あとあと 費用は押さえれるよね という工事範囲はあるので 気になる方は 是非、気軽に御相談下さい。

間違いなく説得力が増し増しになる
京都で リフォーム・リノベーションの仕事を行っている (株)TAKAMOKU工房のタカギです。 父の亡き後、今回 自宅兼事務所の部分的なリフォームを 行うことになった理由です。 ひとつは前のブログにも書いたように 37,8年間 ほとんど自宅には 手を入れていなかったということ。 もう一つは 以前から お客さんに勧めようと思っていた 自然素材系の建材などを 自分自身が使って体感していないと やっぱり説得力に欠けるだろうと思って 折角の機会なんで 自分が住んでいる家で 自然素材や身体に優しい建材を 採用して体感してみようと☆ あとはモデルとして 検討されるお客さんにも 観て頂けることもできるしという理由ですね。 でも、材木をはじめ 色々な建材はどんどん高騰し ちょっと躊躇するところはあったけど タイミングを逃がすといいことはない。 決めたらGO!! 今までのキッチンは システムキッチンじゃなく ガスコンロは据え置き式。 ※残念ポイントは キャビネットの扉の 蝶番が腐食してグラつく点 浴室はタイル張り。 ※最大の残念ポイントは 浴槽のお湯は最速で冷める