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住宅で使われている建材について考えたことはありますか?

大量生産・安定供給・価格を抑え・施工性の高さを求めて多くの化学物質を利用して作られている「新建材」と自然界に存在したままの原料を最大限生かして使われる「自然素材」があるということを。

 

多くのリフォームの現場では今でも「新建材」と言われる建材が主流に使われています。

 

僕がこの業界に入った20年くらい前、住宅に使われる建材には化学物質に関する規制は何もありませんでした。新卒で住宅会社に入った当時、研修ということで完成したばかりの新築の建物へ行ったとき大きな衝撃を受けることになります。

 

玄関を開けて室内に入ると「目がチカチカ」「肌がピリピリ」。

しばらく窓を開けて空気の入替をするように指示を受けたのです。

 

これの状況が何だったかお判りでしょうか?

住宅建材に含まれる化学物質が蒸発して室内に充満している状態だったのです。

当時、こんな環境の家に住むことになるのかと驚いた記憶があります。

 

それ以降、「ホルムアルデヒド」に代表される住宅建材に含まれていた化学物質が倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる「シックハウス症候群」が社会的に問題になり住宅建材に含まれる化学物質が規制されるようになりました。

規制前と比べると随分、取り巻く状況は改善されましたが充分ではありません。

 

住宅建材の中で接着剤や防腐剤の成分の一つとして使われていた「ホルムアルデヒド」と言う化学物質に使用制限が設けられ、多くの住宅では(F☆☆☆☆:フォースター)と言われる制限値が一番厳しい建材が使われるようになりました。

更に、シックハウス対策を考える検討会を設置し、住宅内の空気質調査を元に住宅内に多く見られた物質を中心として、物質の人体に対する影響を考慮して13種類の揮発性有機化合物について、濃度指針値を示しました。

しかし、問題は解決したかといえばそうではありません。

残念ながら、ホルムアルデヒドや13物質だけが化学物質ではないという事です。

(今では、メーカーによっては消費者に配慮し「トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン」の4物質について自主規制で対応しているところもありますが)

 

そういった化学物質が身体に与える影響のひとつであるということも知るきっかけになればと思ってこれを書いています。

新建材を使うことが「悪」。自然素材の建材を使う事が「善」とは言いません。

なぜなら、新建材と言われるモノは大量生産・安定供給・価格や施工性の安定を求めて作られた商品であって消費者も求めていたものですからね。

一般的に「自然素材」と言われるモノの中にも「本当の自然素材」と「自然素材とは言えないモノ」の両方が存在しています。

 

これを参考にあなたが一番何を求めているかを考えた上で最良のモノを選択して快適な住宅環境を作って貰うことが出来れば幸いです。

リフォームを通じて、そのお手伝いが出来ればと思っています。

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