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実は実験をしています ①

京都でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている

(株)TAKAMOKU工房の 高木(タカギ)です。


まだまだ地震関連のニュースが多く流がれていますね。

少し長いスパンで復興や支援が必要なのかも知れません。



と、言う訳ではありませんが

実は自分の住んでいる家を使って

実験をした、実験中です。


その第一弾です。



実は現在の家を父親が亡くなったタイミングで

水廻りを中心に

室内のリフォーム工事を部分的に行いました。





丁度、2年くらい前ですかね。


LDKと洗面所とお風呂・トイレ・和室

まぁ小さな家の1階だけですけど・・・。


この家はどうだったかな?

築40年くらいか

2000年耐震では当然なく 

新耐震基準ができる少し前の建物だったと思う



今の耐震性で言えば

たぶん

倒壊の恐れあり!です 苦笑



残念ながら

当時建ててくれた工務店は

既にこの世にはなく

バブルの崩壊とともに倒産されました・・・。


当時、父親も金額について

うるさく交渉をしていたのは知っていたので

見えないところであれやこれや

やられてました。


やられてたって?


今僕がみても

決して丁寧には建てられていませんね

時すでに遅しだけど

当時はこんな工務店が多かったと言えば

多かったし、それまでのこと 苦笑



今回の改修をするに際して

部分解体をしてみると

期待とおりにやってくれているのが判明

手抜きじゃないのかって思うところが

いたるところでね。


やけに冷える家だとおもっていたら

断熱材が入っている場所もあったけど

忘れてましたと

とボケられないくらい

何も施してない部屋だったり・・・



今なら裁判沙汰になるだろっていうくらい

手抜きかって(笑)

でも、自分の家のことなんで

あえて言えば

現実はこういうことなんですよ

(※ 今はダメですよw コンプライアンスもあるし、裁判すれば負けるでしょう)



どういうことかって分かります?



本来はこれくらいの作業と時間

をかけているので

この見積金額分が頂きたいんですよって

先方が言っているところを


いやいや 

「〇〇〇万にしてくれ!とか〇〇万下げてくれ!」

なんてことを言われて

歩み寄りが出来なければ

使うべき材料を使わなかったり

材料の質を落としたり

そういうことでしか価格を落とせないんですから


一見、依頼者側は

俺は値切ってやったぜ! 俺の勝ち!!

これが関西人じゃ!

なんて思っていても・・・

リアルな世界はこんなもんです 苦笑



※ しっかり施工されていることろはありますよ

  で、こういうことをやって良いと言ってませんので。

  ただ、こういうことが行われていてもおかしくないという事



で、改修工事を行ったことで

耐震性も含めて

自宅の足りないところが見えてくる。



こうでないとダメ!

とは言わないけど

参考までに

頭の隅に入れておいてもらえば



住宅とか建築とかって

今から現場で作られるものでしょ

スタート時点で

気持ちが乗らないとか

納得しきれていないような状況だと

生身の人間が現場が携わるものだから

どこかでトラブルや

歪みはでてもおかしくない



これが僕の考えのベース☆







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