top of page

屋根瓦の大規模修繕

こちらの工事は

ちょうど梅雨に入る直前だったので

かれこれ3ヶ月くらい前

になってしまいますが

折角なので

施工事例のひとつとして

ブログにあげておきたいと思います。

築年数は不明の

町家の建物。

屋根は瓦葺きで

その瓦の下地には

杉皮をつかっている

昔ながらの屋根のつくり

何年か前に

雨漏れの相談を受けましたが

当時は

「簡易的に直すことはできないか」

とのことで簡易補修を行わせて頂きました。

当時も施主様には

お伝えしていましたが

瓦の劣化は激しく

雨漏れを完全に止めるまでには至りませんでした。

これからの建物の維持を考えると

費用は掛かるが

「葺き替えを検討された方がいいのでは」と

改修の提案を改めてさせて頂きました。

ご存知だとは思いますが

瓦も半永久的なモノではなく

瓦自体、

水分を吸収して放出したりするため

その繰りかえしによる劣化。

朝晩・季節による温度変化による劣化。

などがあります。

今回の現場も

いろいろな状況が重なって

瓦の劣化が起こり

専門の職人が

確認のために屋根に上がろうとするだけでも

ヒビが入りそうな状況でした。

目に見えて

割れていたりしていなくても

限界まで来ていたのかもしれません。

特集記事
最新記事
アーカイブ
カテゴリから検索
bottom of page