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むかしむかしの話

むかしむかし

大学を卒業して就職した先は

とあるハウスメーカーでした。

入社前、僕は知らなかったけど

住宅メーカーとしては

日本で5番目くらいの

売上の会社だったかな。

(もう存在していないけど(苦))

建築学科を卒業したから

設計がしたい!

って安易な考えを持っていて

運よく設計課での採用の話に

世間知らずの俺は喜んでいたけど

実際、配属された先は

地元の関西圏でもなく

設計でもなく

地方に飛ばされた上に営業!(驚)

騙された!って日々叫び

社会や大人のズルさを実感した

20代前半。

在籍期間は2年半くらい(だったか?)

ほとんど、家を売ることはなかった

売れない新人営業マン 爆

そらそうだ。

やりたくない(やる気のない)

営業だったって事もあるけど

そもそも

その会社が販売している家(商品)は

全く持って

どこがいいのか分からなかった

(他社と比べても魅力を感じなかった)し

お客さんに営業として

薦めるのに躊躇してた覚えがある(笑)

あと、ローンをつけても

数十年後、このお客さんは

返済していけるんだろうなんて思う人たちもいた。

そりゃ、そんなこと言っている

営業マンは売れるはずないわね(笑)

全てを会社のせいにし

売っている商品に自信を持てず

努力を怠っている人間なんて(苦笑)

でも

あの時の経験は良くも悪くも

今となっては(?)

その後の自分にとって

意味のある時間になってるんよね。

不思議やけど。

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